アクセサリー量産の仕組み

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アクセサリーの量産の仕組みが刻まれた彫金レベル1のかけらである。

もしあなたがアクセサリーを作って販売したいと考えているならば、
せっかくあなたの作品を気に入ってくれて、
これからファンになるかもしれない大切な人たちに、
平等に同じクオリティーのモノが提供できないというのは失礼ですよね。

かと言って作り上げた作品をもう一度はじめから作り直すほど、
難しく手間のかかる、なによりモチベーションの下がる作業は他にありません。

でも、実はそんな心配は無用です。

そんなことにならないように、
作り上げたアクセサリー毎に” 型 ”を作って、量産することができるのです。

では、まったく同じデザインのアクセサリーをどうやって複製するのか?

今回はその仕組みを説明していきます。

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アクセサリー量産の仕組み

型用の原型を用意する

型用の原型アクセサリーは、

  • 直接地金を加工して作り出していくか
  • ロストワックス製法でキャストして作り出していくか

この2つのパターンのどちらかです。

どちらで作るにしろ、型用の原型は、シルバーで作ります。

そして、このシルバーの原型を使って、ゴム型を取っていきます。

型を取るための下準備


表面を1000番まで磨いた状態のシルバー原型に、
湯道という金属棒と、金属の三角錐を取り付けます。

型を取る

原型を埋め込む


アルミの型枠に、

シリコンゴムを敷いて、その上に、湯道付きの原型をセットします。

そして、原型をサンドイッチするようにシリコンゴムを被せます。

シリコンゴムを焼き固める


ホットプレス機にアルミ型枠を挟んで熱と圧力をかけて、シリコンゴムを焼き固めます。

プレス後、アルミ型枠を冷まします。

ゴムを切り開く


アルミ型枠から原型入りのゴム型を取り外し、三角錐を外します。


ゴム切り用のメスを使って、ゴムを上下2つに切り分けていきます。

慎重にカットしていきます。
デザインが複雑になればなるほどカットが難しくなります。


切り分けたシリコンゴムから原型を取り外し、また重ね合わせたら、
原型を忠実に再現したゴム型の完成です。

ワックスを流し込む


ワックスポットという機械を使って、ワックスを流し込みます。

ワックスポットの射出口に、ゴム型の三角錐の穴部分を押し込むと、勢いよく液状のワックスが、ゴム型内の空洞に流れ込みます。
流れ込んだワックスは、すぐに冷めて固まります。


ゴム型を開けて抜き取れば、ワックス原型の完成です。

同じように、ゴム型にワックスを流し込む作業を繰り返せば、いくつでもワックス原型が複製できます。

ちなみに、ゴム型を作るために使った原型は、
ゴム型が劣化した時にまた同じ原型のゴム型が作れるように大切に保管しておきます。

鋳造(キャスト)する


同じ素材で、同じデザインのアクセサリーを量産したい場合は、
複製したワックス原型たちをこのようにツリー状に並べれば、
一度に鋳造(キャスト)することができます。

例えばこの鋳造して出来た鋳型にシルバーを流し込めば、
同じデザインのシルバーアクセサリーが量産できるというわけです。
同様に金、プラチナを流し込んでも同じです。

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