相棒のリューターを見つけるための7つの条件

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「正解だ。」

「我が彫金アカデミアの校長の命を受け、このスキルのかけらのパスワードを守っているのは、ゲートキーパーの 吽 である。」

カルマは吽に、レオナルドから餞別としてもらったスキルのかけらを見せた。


「おお~!そのかけらは、われが守りしもの。」

「なぜ、おまえが持っている?」

カルマ
「あの~え~と、レオナルドって方から譲り受けました。」

しばらくカルマの顔をジ~と見つめた吽は、


「・・・そうか。それではわれもヒントを出すとしよう。」

問題

彫金アカデミアの校長の名が鍵だ。

カルマ
「校長の名前・・・?」

「たしか・・gikyu・・これがパスワードの鍵ってこと?」

カルマはパスワードを入力した。

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仕事としてプロがリューターを選ぶ時のポイントとしては当然ですが、価格よりもまずは、性能・機能をチェックします。

モノによっては、仕事で使うには不十分な性能・機能しかないリューターもあるからです。

そんなこと言っても、どんな性能や機能があるリューターがいいのかなんて分からないですよね。

そこで今回は、数あるリューターの中から仕事として十分に使えるリューターとはどういうものなのか、その必須となる条件をお教えします。

彫金仕様としておすすめするリューター選びの7つのポイント

まずは、欲しいと思うリューターに、これから挙げる7つの条件が備わっているかチェックします。

  1. トルクがあるもの

  2. フィードバック機能があるもの

  3. 回転速度は30,000min-1以上

  4. 無段変速スピードコントロール機能

  5. バリアブルフットコントローラー付き

  6. コレットチャックで固定するタイプのもの

  7. 過負荷時の自動停止

それではひとつずつ、なぜこの条件が必要なのか解説していきましょう。

絶対におさえるべき機能・性能

トルクがあるもの

回転させる馬力(トルク)がなければ、金属など硬いものを削る時に強く負荷をかけると回転が弱くなってしまうのだ。

トルクがあるリューターの目安だが、金属に穴をスムーズに開けられるだけのトルクがあるかどうかだ。

NAKANISHIやosadaやURAWAなどの高級機は、低回転で地金を研磨・切削してもトルクが下がらず安定している。

フィードバック機能がない低価格帯のものは、強く押し当てると回転が止ってしまうのだ。

フィードバック機能があるもの

フィードバック機能とは、低回転で負荷をかけた時でもトルクが下がらないように自動的に調節してくれる機能だ。

この機能が無いものは、地金を扱うアクセサリー作りには使えない。

回転速度は30,000min-1以上

鏡面のピカピカ仕上げにはバフがけという作業をします。

仕上げにバフ粉を付けたバフを20,000min-1以上回して、デザインに押し当てて負荷を与えてピカピカに磨いていきます。

ここまでをまとめると、地金製作から仕上げ作業までこなすにはトルクがあって、フィードバック機能が付いていて、回転速度が30,000min-1以上出るものを選ぶのだ。
アクセサリーを作る上で絶対におさえなければいけない性能・機能である。

 

おさえておくべき機能・性能

こちらは作業を効率よく進めていくために、おさえておくべき機能・性能である。

仕事として使用するのであれば、当然必要になってくるものです。

無段変速スピードコントロール機能

デザインの形状やキズの深さなどに合わせて強く削ったりやさしく削ったりと、回転速度を無段階に自由自在に変えられないと、仕上がりの良し悪しにも影響が出てくるのである。

その作業をスムーズにこなすためにも、次のバリアブルフットコントローラーも重要となる。

バリアブルフットコントローラー付き

これがあれば、車のアクセルを踏むように足で回転速度を自由に調節できるのだ。

回転速度の強弱を変えるのにわざわざ作業を中断して、手で調節するのは非常に効率が悪いですよね。

コレットチャックで固定するタイプのもの

ハンドピースのタイプには、

  • 軸穴にφ2.35mm用の固定補助アダプターパーツ(スリーブコレット)を入れたりと、ぴったりと軸を合わせて固定できるコレットチャックタイプのものと、
  • ビットを軸穴に差し込んで固定するようなドリルチャックや固定チャックタイプのものがある。

コレットチャック式のハンドピース

先端ビットの経がリューターの軸穴にぴったりと差し込めて固定できるので、芯ブレが少なく地金に石留めの穴を開けるなどの繊細な作業を安心しておこなえる。高価なリューターはほぼこのタイプだ。

ドリルチャックや固定チャックタイプ

芯がブレやすい。安価なものだと使っているうちにリューターの回転の振動でチャックが緩んでしまうものもある。

過負荷時の自動停止

バフがけ・研磨・穴開けなどで過度な負荷が掛かる作業が多いと、本体自体までもが熱をもって、それが原因でついには故障してしまう恐れがあります。

そうならないようにと、本体に負担が掛かる前に自動で停止したりブザーで知らせてくれる機能が付いたものがあるのです。

ここまでの機能・性能を備えたリューターを準備しましょう。
さて、このあとの機能・性能はあれば便利なものです。
あなたがこれは便利だなって思うものがあれば、その機能・性能があるものを選択すると良いでしょう。

 

あれば便利な機能・性能

モータータイプ

従来のブラシモーターの他に、最近ではブラシレスモーターが出ている。

ブラシモーター
電流を流す「カーボンブラシ」と電流を受け取る「コンミテーター」が擦れる際に削れたカーボンブラシの摩耗粉と摩擦熱が発生します。
摩耗粉や外からの切削粉などの侵入によってモータ内部のベアリングの寿命が短くなります。
ブラシレスモーター
カーボンブラシを必要としないため、摩耗粉、摩擦熱が生じません。
そのため摩擦熱を放熱するためにスリットが必要なく、外からの切削粉の侵入がなくなることでモータ内部のベアリングの寿命が長くなります。
"オサダメディカルより"

カーボンブラシは使っていくと擦り減っていくので交換作業が必要になる。
ブラシレスモーターは、ブラシがないので交換する必要がなくメンテナスフリーなのだ。
しかも、回転音・振動がおきにいく。

正転・逆転切り替え可能

ドリルが地金に引っかかってしまった時など、回転方向を変えて抜いたりします。

オートクルーズ機能

フットコントローラーでの作業で、一定の回転速度に固定できる機能。
同じ作業を連続して行うときに、フットペダルをずっと踏んでいる必要がないので、足の疲れを軽減できる。

回転速度メモリー機能

使用頻度の高い回転速度を予めメモリーできる機能。

 

彫金を本格的にはじめていきたいという者が持つべきリューターとは!?

この1~7と7つの条件が揃っているリューターを選べば、ワックス原型制作や地金加工から仕上げまで、すべてをこなせます。

あなたがゆくゆくは商売としてのアクセサリー作りに取り組みたいと考えているのであれば、中途半端な性能や機能のものをとりあえず買って、あとでまた買い換えるよりは、

価格もそれなりのものとなりますが、未来を見据えた投資と考え、はじめからプロ用として通用するリューターを手に入れたほうが賢い選択だと思います。

そこで数あるリューターの中からボクが何点かに絞り込んでみました。

性能・機能や価格などで比較できるように、表にまとめてみたものがこちらです。

(価格はメーカー希望価格なので実際の価格については、この表下のamazon・楽天・Yahoo!ショッピングのリンクを参考にしてください。)

スマホでご覧の場合、表を左にスライドしてください。

リューター名フィードバック機能回転速度(min-1)バリアブルフットコントローラーコレットチャック過負荷時の自動停止機能ハンドピースの重さオートクルーズ機能回転方向モータータイプその他の特徴価格
◆仕事でバリバリ使うなら(プロ高級機)
ナカニシ
エスパート500トルク
無段変速
1,000~50,000

(別売 9,000円)
Φ2.35mm/Φ3.0mm保護回路250g正転・逆転
切り替え可能
ブラシレスモーター・ON/OFF手元スイッチ機能
・回転速度メモリー機能
・連続使用 5,000 時間をクリア
170,000円
(+9,000円)
ナカニシ
Emax
エボリューション
無段変速
1,000~40,000

(別売 9,500円)
Φ2.35mm/Φ3.0mm保護回路182g正転・逆転
切り替え可能
ブラシレスモーター・ON/OFF手元スイッチ機能
・回転速度メモリー機能
123,000円
(+9,500円)
長田電機工業
サクセス40
無段変速
1,000~40,000
Φ1.6mm/Φ2.34mm/Φ3.0mm過負荷防止電子ブレーカーを内蔵175g
(コンスタントモード)
正転・逆転
切り替え可能
ブラシレスモーター・修理期間の代替機を無料で貸し出し
・切り忘れにも安心のオートオフ機能
148,000円
浦和工業
G7 コントローラー UC900
ハンドピース UG43A

無段変速
1,000~35,000

(別売 8,500円)
Φ2.34mm/Φ3.0mm負荷レベルメーター220g正転・逆転
切り替え可能
ブラシモーター・ON/OFF手元スイッチ機能48,300円
54,800円
(+8,500円)
◆地金製作にも安心して使える(プロ~セミプロ用)
浦和工業
ミニタージェット2
無段変速
3,500~35,000

(別売 8,500円)
Φ2.34mm/Φ3.0mmサーキッドブレーカー200g正転・逆転
切り替え可能
ブラシモーター56,800円
(+8,500円)
東洋アソシエイツ
ミスターマイスターHP-300
無段変速
2,500~35,000
Φ3.0mm/Φ2.35mm
(スリーブコレットを使用)
オーバーロード機能200g正転・逆転
切り替え可能
ブラシモーター49,800円
シーフォース
Twister GX
無段変速
0~50,000
Φ2.35mm
(別売でΦ3.0mm)
190g正転・逆転
切り替え可能
ブラシレスモーター59,800円
◆地金研磨&ワックス(セミプロ用)
浦和工業
ミニターネオ
無段変速
3,500~35,000

(別売 8,500円)
Φ2.34mm/Φ3.0mmサーキッドブレーカー196g正転・逆転
切り替え可能
ブラシモーター39,800円
(+8,500円)
シーフォース
Twister X
無段変速
0~35,000
Φ2.35mm
(別売でΦ3.0mm)
215g正転・逆転
切り替え可能
ブラシモーター29,800円

 

ネットでの販売価格はこちらから

ナカニシ エスパート500トルク

ナカニシ Emaxエボリューション

長田電機工業 サクセス40

浦和工業 Gシリーズ

G7 コントローラー UC900


ハンドピース UG43A

浦和工業 ミニタージェット2

浦和工業 ミニターネオ

東洋アソシエイツ ミスターマイスターHP-300

地金&WAX兼用

シーフォース Twister GX

シーフォース Twister X

ちなみに、ボクがもう10年以上お世話になっている相棒は東洋アソシエイツのミスターマイスターHP-300です。

 

趣味レベルのホビールーターを手に入れるなら

性能や機能には劣るが、そこそこ趣味レベルでアクセサリーが作れれば満足というならば、鏡面の研磨もこなせるこの4つの機能さえ押さえておけば、とりあえず使える。

  • スピードコントロールが付いていること

  • フィードバック機能が付いていること

  • 回転数が30,000rpm出せるもの

  • ハンドピースの軸穴はφ2.35mm(2.34mm)であること

それ以外の機能は、無くても研磨するのに支障がないので外しました。

ワックスの原型制作だけなら

今すぐプロ用リューターを手に入れる資金は無いけど、すぐにワックスを削りたい!ってあなたへ。

ホビールーターとして売られているダイソーのミニルーターでもいけます!

地金加工用としては、使えませんけどね。

実験動画を撮ったのでご覧ください。

ワックス研磨の実験動画はこちら

地金研磨の実験動画はこちら

これで押さえどころが分かったかと思います。

ぜひ、あなた好みのリューターを見つけてみてくださいね。

 

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