製法を導くための判断基準の書

あなたがピックアップしたデザインは、地金製法で作るべきなのか?それともロストワックス製法で作るべきなのか?

迷ってしまうと思います。

この書では、地金・ワックスどちらで作ればいいのか、その判断方法について解説していきます。

見た目・形状から判断する

判断方法1

見た目や形状を見て、まずはじめにそのデザインが地金から作れるかどうかを考えます。
地金素材は板状や棒状の硬い金属のかたまりです。
こいつを自分の持っている9つのスキル(切る・削る・曲げる・くっつける・叩く・宝石を留める・彫る・成形する・仕上げる)を使い、そのデザイン(パーツ)に作り出せるかを想像します。

作り出せる場合は、地金から作るようにしましょう。

作り出せない場合は 判断方法3へ

判断方法2

複雑なデザインは、デザイン(パーツ)とデザイン(パーツ)がくっついて一つの形になっていますので、それを一旦パーツごとに分けて、それぞれを1つのデザイン(パーツ)として見立てて、すべてが地金から作れるかを考えていきます。

次に一旦バラバラに分けたデザイン(パーツ)を自分の地金スキルレベルで元の完成形デザインに作り出せるかを想像します。

作り出せる場合は、地金から作るようにしましょう。

作り出せない場合は 判断方法3へ

判断方法3

地金スキルでは作るのが困難な形状のデザイン(パーツ)や、自分の今の地金スキルレベルでは作れない可能性が高いデザイン(パーツ)の場合は、ワックスで作るようにしましょう。

地金のように硬い金属を加工してデザインを成形するのと違い、ワックスはロウソクのような柔らかな素材を削り出したり、盛り付けたりしてデザインを成形していきます。

地金よりも融通性・自由度があるため、頭の中で完成形のカタチが想像できるデザインであれば、すべてワックスで作ることが可能です。

判断方法4

見た目や形状から地金・ワックスどちらで作るべきかを判断する場合の大まかな目安として

  • 地金向き = 硬い金属を加工するため、見た目がスマート・シャープな印象または複雑な石留めのデザイン(単純・平面・石留めetc...)が作りやすい
  • ワックス向き = やわらかい素材を加工するため、見た目が自由度のある印象のデザイン(流線形・凸凹)が作りやすい

と覚えておくと良いでしょう。

地金向きデザイン

四角・丸など形状がシンプルなデザインのもの
(地金向きですが、形状がシンプルなのでワックスからでも作れます)

直線・曲線と形状は問わず、そのデザイン表面がシャープで平面的なデザインのもの
(シャープな印象が出せれば、ワックスからでも作ることはできます)

小さな石枠や石座(シャトンなど)が多数あるデザインのもの
(ワックススキルが上達すれば、作ることができます)

爪留めのデザインのものは基本的には地金で作る方向で考える
(ワックスからでも作ることはできます)

ワックス向きデザイン

立体感のある形状のデザインのもの

表面全体が凹凸感のあるデザインのもの

厚み(高さ)があるデザインのもの

流線的な造形デザインのもの

ジャンルから判断する

ジャンルによっては、地金・ワックスのどちらが作りやすいかある程度決まっているものもあります。
あなたが作りたいデザインがどのジャンルに属するのかで、どのように作ればいいのか、覚えるべきスキルやそのスキルの習得レベルがどのくらい必要なのかが見えてきます。

カジュアルアクセサリー

複雑さのない比較的シンプルなデザインのものが多いので、地金・ワックスどちらからでも作ることができます。
デザインの中に多くの石留めをあまり使わないので、精密さやクオリティもそこまでシビアに作り込まなくてもよい。
「石ありのアクセサリーが作りたい!でも高度な石留めは要らない」っていう方は、このジャンルのスキルレベルを目指すところから始めるとよいだろう。
このジャンルのデザインは自由度が高いので、アイデア次第であなた独自の新たなデザインを作り出すこともできます。

各スキルの必要習得レベル

必要習得レベルの見方

Lv5
道具の扱いを熟知し、すべてのスキルを精密・正確にこなせるレベルである
(熟練度/高)(作業クオリティ/高)(作業成功率99%)
Lv4
道具を使いこなし、大抵のスキルはこなせるが精密さ・正確さにやや欠けるレベルである
(熟練度/中)(作業クオリティ/中)(作業成功率85%)
Lv3
道具の扱いにも慣れて、基礎的なスキルが備わっているレベルである
(熟練度/並)(作業クオリティ/並)(作業成功率70%)

カジュアルアクセサリーデザインを作るために必要な各スキルの習得レベルがこちらです。

地金製法

スキル 主な使用道具 必要習得レベル
切る 糸鋸
削る ヤスリ
曲げる 木槌/やっとこ
叩く 木槌/金槌
くっ付ける バーナー
成形する リューター
仕上げる リューター
宝石を留める タガネ/ナナコ
彫る タガネ/おたふく槌
  • 切る・削る・曲げる・叩く・くっ付ける・成形する・仕上げるのスキルが定着していれば、幅広いデザインに対応できる。
  • 数は1~2個程度、石留めスキルの注意点をしっかりとおさえて作れれば、クオリティはさておき、石留めデザインのアクセを作ることができる。
  • 「成形する」「仕上げる」この2つで使うリューター研磨のスキルが上達すればするほど、クオリティの高いアクセを作り上げることができる。
  • 爪留め・彫り留め・その他の石留めの中から、使ってみたい石留めスキルから覚えていくとよい。

ロストワックス製法

スキル 主な使用道具 必要習得レベル
切る 糸鋸
削る ヤスリ・スパチュラ
彫る スパチュラ
くっ付ける ワックスペン
盛り付ける ワックスペン
磨く スポンジ研磨材
  • 造形的なデザインを作りたいならば、スパチュラとワックスペンのスキル習得は必須。
  • スパチュラとワックスペンのスキルが上達してくると、より精度の高いデザインを作り出すことができる。
  • 宝石が留まることを見越して、デザインのサイズや形を作り込んでいく必要がある。
  • 石座つきのデザインは特にキャストで縮むことを考慮にいれた大きさに作っておく必要がある(見誤ると石座に宝石が入らない事態に)

地金・ワックスどちらで作るべきか考えてみよう!

見た目・形状の判断方法をヒントにどちらで作ればいいのかを考えてみよう。
彫金師の見立てでは、「私だったらこのデザインをこう作る」という見解を紹介しおきます。

ハード系アクセ

立体的・造形的なデザインのものが多く、形状を自由に作り出せるワックススキルが重要となるジャンルです。
精密さやクオリティは高いにこしたことはないが、このジャンルはごつい・荒々しいなど男性的なデザインなので、綺麗に仕上げるよりも逆に大雑把な質感・雰囲気が出ている方がかっこよく見えたりします。
地金スキルは最低限のレベルは欲しいところ。特に雰囲気作りの肝となる「仕上げ研磨」、石留めデザインが欲しいならば「宝石を留める」スキルはしっかりと覚えておきたい。
全ジャンルの中で習得レベルはそこまで高いレベルを必要としないため、すぐに商売に移行しやすいジャンルとなる。

各スキルの必要習得レベル

必要習得レベルの見方

Lv5
道具の扱いを熟知し、すべてのスキルを精密・正確にこなせるレベルである
(熟練度/高)(作業クオリティ/高)(作業成功率99%)
Lv4
道具を使いこなし、大抵のスキルはこなせるが精密さ・正確さにやや欠けるレベルである
(熟練度/中)(作業クオリティ/中)(作業成功率85%)
Lv3
道具の扱いにも慣れて、基礎的なスキルが備わっているレベルである
(熟練度/並)(作業クオリティ/並)(作業成功率70%)

ハード系アクセデザインを作るために必要な各スキルの習得レベルがこちらです。

地金製法

スキル 主な使用道具 必要習得レベル
切る 糸鋸
削る ヤスリ
曲げる 木槌/やっとこ
叩く 木槌/金槌
くっ付ける バーナー
成形する リューター
仕上げる リューター
宝石を留める タガネ/ナナコ
彫る タガネ/おたふく槌
  • 切る・削る・曲げる・叩く・くっ付ける・成形する・仕上げるのスキルがそこそこできれば、ハード系デザインに対応できる。
  • 特にこのジャンルはデザインのクオリティよりも雰囲気が大事なので、その雰囲気を良く魅せるためにも「成形する」「仕上げる」のリューター研磨スキルは重要となる。
  • 宝石を入れたいならば、爪留め・彫り留め・その他の石留めの中から、使いたい石留めだけを覚えておくとよい。

ロストワックス製法

スキル 主な使用道具 必要習得レベル
切る 糸鋸
削る ヤスリ・スパチュラ
彫る スパチュラ
くっ付ける ワックスペン
盛り付ける ワックスペン
磨く スポンジ研磨材
  • 頭の中で完成しているデザインをワックスでどこまで立体的に表現できるか、そのためにも全てのワックススキルを自在に使いこなせるスキルを身につける必要がある。
  • 造形的なデザインを作りたいならば、スパチュラとワックスペンのスキル習得は必須。
  • スパチュラとワックスペンのスキルが上達してくると、より精度の高いデザインを作り出すことができる。
  • 宝石が留まることを見越して、デザインのサイズや形を作り込んでいく必要がある。
  • 石座つきのデザインは特にキャストで縮むことを考慮にいれた大きさに作っておく必要がある(見誤ると石座に宝石が入らない事態に)

地金・ワックスどちらで作るべきか考えてみよう!

見た目・形状の判断方法をヒントにどちらで作ればいいのかを考えてみよう。
彫金師の見立てでは、「私だったらこのデザインをこう作る」という見解を紹介しおきます。

ハイジュエリー

ハイジュエリーは基本的に宝石を多用するため、地金から作ることが多く、デザインによってはワックスも扱うことがある。
地金・ワックスともに精密でクオリティの高いスキルレベルが必要となってきます。
特に宝石を多く使うデザインなため、石座作りや石留めのスキルレベルが低いと宝石が留まらず完成できなくなってしまう。
全ジャンルの中で高いスキルレベルが要求されるジャンルとなるので、このジャンルで勝負したいと考えているあなたはその難しさに挫けず習得に励んでほしい。

各スキルの必要習得レベル

必要習得レベルの見方

Lv5
道具の扱いを熟知し、すべてのスキルを精密・正確にこなせるレベルである
(熟練度/高)(作業クオリティ/高)(作業成功率99%)
Lv4
道具を使いこなし、大抵のスキルはこなせるが精密さ・正確さにやや欠けるレベルである
(熟練度/中)(作業クオリティ/中)(作業成功率85%)
Lv3
道具の扱いにも慣れて、基礎的なスキルが備わっているレベルである
(熟練度/並)(作業クオリティ/並)(作業成功率70%)

ハイジュエリーデザインを作るために必要な各スキルの習得レベルがこちらです。

地金製法

スキル 主な使用道具 必要習得レベル
切る 糸鋸
削る ヤスリ
曲げる 木槌/やっとこ
叩く 木槌/金槌
くっ付ける バーナー
成形する リューター
仕上げる リューター
宝石を留める タガネ/ナナコ
彫る タガネ/おたふく槌
  • 製作初期段階の切る・削る・曲げる・叩くのスキルがしっかりと出来ないことには、精密な石座を作ることはできない。
  • 正確な位置にジャストサイズの石穴を開けられるスキルがないと、彫り留めは不可能となる。
  • 一度にたくさんの爪を立てたり、石座同士を組み合わせていくなど、ロウ付けのスキルが非常に重要視される。
  • 爪留め・彫り留め・その他の石留めとそれぞれ高難易度の石留めスキルを覚える必要がある。

ロストワックス製法

スキル 主な使用道具 必要習得レベル
切る 糸鋸
削る ヤスリ・スパチュラ
彫る スパチュラ
くっ付ける ワックスペン
盛り付ける ワックスペン
磨く スポンジ研磨材
  • 造形的なデザインを作りたいならば、スパチュラとワックスペンのスキル習得は必須。
  • スパチュラとワックスペンのスキルが上達してくると、より精度の高いデザインを作り出すことができる。
  • 宝石が留まることを見越して、デザインのサイズや形を作り込んでいく必要がある。
  • 石座つきのデザインは特にキャストで縮むことを考慮にいれた大きさに作っておく必要がある(見誤ると石座に宝石が入らない事態に)

地金・ワックスどちらで作るべきか考えてみよう!

見た目・形状の判断方法をヒントにどちらで作ればいいのかを考えてみよう。
彫金師の見立てでは、「私だったらこのデザインをこう作る」という見解を紹介しおきます。

アンティークジュエリー

立体的で繊細さが特徴的なアンティークジュエリー、デザインによって地金とワックスを使い分けて作り出していくので、両方のスキルが必要となるジャンルです。
100年以上経過したジュエリーやアクセサリーのような質感やその当時のデザインに魅せるためのスキルが必要となってきます。
アンティークものはよくデザインのふちにミルが入っているものが多い。
ハイジュエリーのような緻密さと正確さまではいらないが、スキルがしっかりと定着していないと作れないデザインも出てくる。

各スキルの必要習得レベル

必要習得レベルの見方

Lv5
道具の扱いを熟知し、すべてのスキルを精密・正確にこなせるレベルである
(熟練度/高)(作業クオリティ/高)(作業成功率99%)
Lv4
道具を使いこなし、大抵のスキルはこなせるが精密さ・正確さにやや欠けるレベルである
(熟練度/中)(作業クオリティ/中)(作業成功率85%)
Lv3
道具の扱いにも慣れて、基礎的なスキルが備わっているレベルである
(熟練度/並)(作業クオリティ/並)(作業成功率70%)

アンティークジュエリーデザインを作るために必要な各スキルの習得レベルがこちらです。

地金製法

スキル 主な使用道具 必要習得レベル
切る 糸鋸
削る ヤスリ
曲げる 木槌/やっとこ
叩く 木槌/金槌
くっ付ける バーナー
成形する リューター
仕上げる リューター
宝石を留める タガネ/ナナコ
彫る タガネ/おたふく槌
  • ハイジュエリーほどの精密さや正確さまではいかなくとも、9つすべてのスキルをしっかりと使いこなせるまでのレベルは必要です。
  • スキルを駆使して100年程経過したかのような質感や表情に仕上げていく
  • 爪留め・彫り留め・その他の石留めとアンティークでよく使われる石留めは覚えておきたい。

ロストワックス製法

スキル 主な使用道具 必要習得レベルカジュアル
切る 糸鋸
削る ヤスリ・スパチュラ
彫る スパチュラ
くっ付ける ワックスペン
盛り付ける ワックスペン
磨く スポンジ研磨材
  • 頭の中で完成しているデザインをワックスでどこまで立体的に表現できるか、そのためにも全てのワックススキルを自在に使いこなせるスキルを身につける必要がある。
  • 造形的なデザインを作りたいならば、スパチュラとワックスペンのスキル習得は必須。
  • スパチュラとワックスペンのスキルが上達してくると、より精度の高いデザインを作り出すことができる。
  • 宝石が留まることを見越して、デザインのサイズや形を作り込んでいく必要がある。
  • 石座つきのデザインは特にキャストで縮むことを考慮にいれた大きさに作っておく必要がある(見誤ると石座に宝石が入らない事態に)

地金・ワックスどちらで作るべきか考えてみよう!

見た目・形状の判断方法をヒントにどちらで作ればいいのかを考えてみよう。
彫金師の見立てでは、「私だったらこのデザインをこう作る」という見解を紹介しおきます。

ハワイアンジュエリー

デザインの形状は比較的シンプルなものが多く、基本的な地金スキルだけ習得すれば作れてしまうジャンルである。
あとはハワイアンジュエリーの特徴である彫り模様、この彫りスキルをとにかく徹底的に極めていく。
彫りスキルの上手さでその作品の価値が決まるほど重要なスキルです。
彫りのスキルには「和彫り」と「洋彫り」があり、大抵ハワイアンジュエリーを作る職人さんは洋彫りで作るのですが、じつは和彫りでも彫れちゃいます。

各スキルの必要習得レベル

必要習得レベルの見方

Lv5
道具の扱いを熟知し、すべてのスキルを精密・正確にこなせるレベルである
(熟練度/高)(作業クオリティ/高)(作業成功率99%)
Lv4
道具を使いこなし、大抵のスキルはこなせるが精密さ・正確さにやや欠けるレベルである
(熟練度/中)(作業クオリティ/中)(作業成功率85%)
Lv3
道具の扱いにも慣れて、基礎的なスキルが備わっているレベルである
(熟練度/並)(作業クオリティ/並)(作業成功率70%)

ハワイアンジュエリーデザインを作るために必要な各スキルの習得レベルがこちらです。

地金製法

スキル 主な使用道具 必要習得レベル
切る 糸鋸
削る ヤスリ
曲げる 木槌/やっとこ
叩く 木槌/金槌
くっ付ける バーナー
成形する リューター
仕上げる リューター
宝石を留める タガネ/ナナコ
彫る タガネ/おたふく槌
  • 9つすべてのスキルをしっかりと使いこなせるまでのレベルは必要です。
  • 作り上げたデザイン表面に一発勝負で彫り模様を入れていきますので、彫りのスキルは何度も何度も練習を重ねて自分のものにしていきます。
  • 爪留め・彫り留め・その他の石留めの中から、使いたい石留めだけを覚えておくとよい。

ロストワックス製法

スキル 主な使用道具 必要習得レベル
切る 糸鋸
削る ヤスリ・スパチュラ
彫る スパチュラ
くっ付ける ワックスペン
盛り付ける ワックスペン
磨く スポンジ研磨材
  • 頭の中で完成しているデザインをワックスでどこまで立体的に表現できるか、そのためにも全てのワックススキルを自在に使いこなせるスキルを身につける必要がある。
  • 造形的なデザインを作りたいならば、スパチュラとワックスペンのスキル習得は必須。
  • スパチュラとワックスペンのスキルが上達してくると、より精度の高いデザインを作り出すことができる。
  • 宝石が留まることを見越して、デザインのサイズや形を作り込んでいく必要がある。
  • 石座つきのデザインは特にキャストで縮むことを考慮にいれた大きさに作っておく必要がある(見誤ると石座に宝石が入らない事態に)

地金・ワックスどちらで作るべきか考えてみよう!

見た目・形状の判断方法をヒントにどちらで作ればいいのかを考えてみよう。
彫金師の見立てでは、「私だったらこのデザインをこう作る」という見解を紹介しおきます。

インディアンジュエリー

本家のインディアンの部族たちが作るジュエリーはすべて地金から作り出しています。ワックスは基本使いません。
地金を切る・削る・叩く・曲げる・くっつける・成形する・仕上げる・宝石を留める・彫る、この9つのスキルを忠実に使いこなし、デザインを作り出していく。
小綺麗に仕上げるよりも、切って叩いて曲げるなどスキルを豪快に使い、荒々しい風合いに仕上げていきます。
大自然にあるものをモチーフにしたデザイン、地金を立体的にみせる椴金(タンキン)技法、様々な形状の鏨を打ちつけて模様にしていく技法、ターコイズを使った石留め・インレイ技法などがインディアンジュエリーの特徴的なスタイルです。

各スキルの必要習得レベル

必要習得レベルの見方

Lv5
道具の扱いを熟知し、すべてのスキルを精密・正確にこなせるレベルである
(熟練度/高)(作業クオリティ/高)(作業成功率99%)
Lv4
道具を使いこなし、大抵のスキルはこなせるが精密さ・正確さにやや欠けるレベルである
(熟練度/中)(作業クオリティ/中)(作業成功率85%)
Lv3
道具の扱いにも慣れて、基礎的なスキルが備わっているレベルである
(熟練度/並)(作業クオリティ/並)(作業成功率70%)

インディアンジュエリーデザインを作るために必要な各スキルの習得レベルがこちらです。

地金製法

スキル 主な使用道具 必要習得レベル
切る 糸鋸
削る ヤスリ
曲げる 木槌/やっとこ
叩く 木槌/金槌
くっ付ける バーナー
成形する リューター
仕上げる リューター
宝石を留める タガネ/ナナコ
彫る タガネ/おたふく槌
  • 切る・削る・曲げる・叩く・くっ付ける・成形する・仕上げるのスキルがこなせれば、インディアンジュエリーデザインに対応できる。
  • 椴金の技法を使い、地金に立体感を作り、オリジナルの鏨を作り、模様を打ち込んでいく。
  • 石留めは覆輪留めと彫り留めを数種類覚えるだけで事足りる。
  • より本格的なインディアンジュエリーを作るならば、オスとメスの金型を作り出すところから始めるとよい。

ロストワックス製法

スキル 主な使用道具 必要習得レベルカジュアル
切る 糸鋸
削る ヤスリ・スパチュラ
彫る スパチュラ
くっ付ける ワックスペン
盛り付ける ワックスペン
磨く スポンジ研磨材
  • インディアンジュエリーではワックスを使う機会はない

地金・ワックスどちらで作るべきか考えてみよう!

見た目・形状の判断方法をヒントにどちらで作ればいいのかを考えてみよう。
彫金師の見立てでは、「私だったらこのデザインをこう作る」という見解を紹介しおきます。

 

これであなたもデザインを見ただけで、地金・ワックスどちらで作るべきなのかがある程度分かってきたのではないでしょうか。
そして、覚えるべき製法も見えてきたはずですので、いよいよ地金・ワックスを使った実践講習に入っていきたいと思います!