宝石の表面に角度の違うたくさんの切子面(ファセット)と呼ばれる小さな平面を幾何学的に組み合わせてカットしていく方法をファセットカットと呼びます。
より多くの角度の違う平面をもたせることで、宝石に入る光を屈折させ、内側から輝いているように見せる効果があり、ダイヤモンドなど透明度の高い石に用いられるカットです。
そして、この各ファセットには名称がそれぞれ付けられています。
これからファセットカットの石留めを学んでいく上で、この各ファセットの名称で、高さや留め方などの指示を出していきますので、これを機に各ファセットの名称を覚えていきましょう。
ルースの各部位の名称と比率
石留めに使用されるルースは大きく分けて、この「ファセットカット」とテーブルがなめらかな丸みでカットされた「カボションカット」の2種類に分けられます。
さらに、色々なカットの種類に分けられているので、その代表的なカットの種類をいくつか紹介します。
ファセット・カットの種類
ラウンド・ブリリアント・カット
オーバル・カット
ハート・シェイプ・カット
マーキース・カット
ペアシェイプ・カット
オクタゴン・カット
オクタゴン・カット(エメラルド・カット)
スクエア・カット
トリリアント・カット
バゲット・カット
テーパー・バゲット・カット
カボション・カットの種類
カボション・カット
その他のカットの種類
ローズ・カット
チェッカー・カット
ネスト・カット
プリンセス・カット