相手に伝わるアクセサリーデザインの書き方

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ジュエリー・アクセサリーデザインの書き方が刻まれた彫金レベル1のかけらである。

これから話す内容は、デザインを描くためのテクニックやノウハウの話ではありません。

それ以前のデザインを描くために必要な、
クラフトマン&ジュエリーデザイナーに共通する考え方、概念のお話をします。

この考え方を理解することで、
打ち合わせや商談などお客さんに伝えるツールとなるデザイン画が書けると共に、
納得してもらえる説明も話せるようになります。

と同時に、アクセサリーの製作を依頼する時や自分で作る時などの設計図面として活用することもできます。

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設計する視点でデザインを描く

まずは、こちらをご覧ください。

これがクラフトマンがアクセサリーを作る前に考えることです。
三面図にすることで、頭の中でそのデザインを立体的に捉えられ、構造を理解できるようになります。

作り方を探るために、デザインをパーツ毎に分け、さらに素材の塊まで分解していくのです。

そして今度はその素材から自分が習得しているスキルを色々と組み合わせて、
作業工程をシュミレーションしていきます。

色々な作り方を考え、その時の条件にもっとも適したアクセサリーの作り方をチョイスするのです。

しかしこの思考法は、様々なスキルを習得した前提でないと、作り方が思い浮かびません。
デザイナーも今までにない奇抜さや美しさなどのデザイン性にだけ固執せず、
アクセサリーとして本当に機能するデザインなのかを確かめながら描いていけます。

 

脳にデザインを立体スキャンするための練習法

用意する

  • デザインサンプルとなるアクセサリー
    (実物を使うことでより細かな部分まで具体的に見れて、書いた3面図と照らし合わせることができる。)
  • 筆記用具(紙、鉛筆、消しゴム、スケール)

観察する

まずはじめは、実際のサンプルアイテムをじっくりと観察することから始める。
正面、横、上下、斜めなどあらゆる角度から見て、 その角度毎にデザインがどんなふうに見えるのか、
頭の中に残像として思い浮かべられるまで何度も見ていく。

想像図を書く

ある程度頭に焼きついたら、 まずはサンプルアイテムをまったく見ないで 三面図をデッサンする。
絵はヘタクソで構わない。
どんな形でデザインはどんなだったのかを書き記していく。
自分がその絵を見たときに理解できる程度のクオリティーで構わない。

三面図の書き方がこちら

1分で分かる!三面図の書き方


三面図を描く時の注意点は、
3つの角度から見たときのデザインのフォルムや位置関係が合うように書くこと。

完成図を書く

今度は、実際のサンプルを使って3つの角度を照らし合わせながら、
書き間違えや書き損じがあれば修正を加えながら、 実際のサンプルを見ながら3面図を描いていく。

デッサンした3面図をもとに地金やワックスでアクセサリーをどんどんと作っていく。

脳にスキャンする

この作業が慣れてきたら、 三面図を頭の中で想像する訓練をする。
ある程度、3面図のデザインが頭に残るようになったら、
今度はデッサンせずにそのまま作りはじめてみよう。

三面図が仕事で役立つ例

例えば、あるお客さんが「これと同じものを作ってちょうだい!」と言って、
1枚の紙にデザイン画を描いてきました。

その紙には、宝石のついた指輪の絵が1つだけ描かれていました。

さて、この絵だけでお客さんを満足させる指輪が作れるのでしょうか?
これだけではちょっと難しいですよね。

そこで、お客さんと打ち合わせをします。

素材は何にするのか、シルバー、ゴールド、プラチナ?
宝石は何を使うのか、ルビー、サファイヤ、エメラルド、ダイヤ?
寸法はどんな感じか、リングサイズ、石の大きさ、デザインの大きさなどなど
デザインの雰囲気は、シャープな感じ、柔らかな感じ、可愛い、かっこいい?

お客さんが思い描いているデザインアイデアをいろいろと聞き出しながら、
それが構造上問題なく作れるデザインアイデアなのかを考えていきます。
難しい場合は、さりげなく代替案を出しながら。

そんなやりとりをしながら頭の中で導き出されたデザインをデザイン画に起こしていきます。

そこで使われるのが、三面図なんです。

その他、あなたが考えたデザインを業者にオーダーする時にも使います。

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